2012年3月1日木曜日

防水シートの開発


母校の広報誌に防水シートの記事があった。日本でブチルシートとして開発活動を行った者として一つの産業にまで育っていることを知るのはこの上なくうれしい。


貯水池に防水シート使ったのは、大阪万博会場の人口池が始めてだった。デンマークから技術者を呼んで工事を行った。寒い冬のことだった。農業用ため池を佐渡島で使った。その内容を日本土木学会誌に発表した。しかし、私の名前ではなく、当時の佐渡島市役所の役人の名前だ。そのような時代だった。

防水シートという製品が実用化されたのは、建物の屋上を防水するためだった。現在は、多分数社が防水シートを市場化していると思う。このような防止シートが商品化される以前は、アフファルト防止が一般的だった。

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