2010年3月19日金曜日

土地区画整理







今朝もスーパー銭湯に向かった。歩いていると、この光景に出会った。区画整理のために植え替えられていた巨木だ。たぶん鎌倉時代まで遡れる歴史的にも価値のある巨木だろう。この付近にはこれに匹敵する巨木があったが、ほとんどが切り倒された。風光明美とまでは言わないがみどりが豊かな土地だった。特に、写真に写っている所は、夏の朝クワガタを取りに行っていたほど自然が豊かなだった。だが、全てを切り刻んじて宅地に変えてしまった。宅地の数も膨大で一体購入して入居する人がいるのだろうかと疑いたくなるほどだ。

今朝の新聞では地価が下がっていることを報じていた。人口が減少している日本で住宅地を造成する事業は経済的にペイするのか疑問だ。事実、この付近ではたくさんの土地が売り出されているがなかなか売れていない。税金で住宅地を造成しても売れなければ、固定資産税も入らず市の財政は頻拍し、市民は高い税金を払い続けることになる。一体誰が徳をしているのだろうか。知っている限り、土地を提供して立ち退き料をもらった人以外はすべて損をしている。こんな事を日本全体で行っているならば、コメンテーター 藤巻健史の言うとおり「日本は財政赤字で破綻するかもしれない」。


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