2009年8月30日日曜日

強欲商法の旅館やくせんー白石湯沢温泉



ポリカン代700円込み1700円の温泉水を買って来た。この付近の小原温泉の日帰り入浴料金よりも高い値段を付けて売っている経営者のセンスを疑う。この温泉水を飲んで前立腺がんが治ったと言う手紙をホームページで公開している。詐欺商法でよくあるやり方だ。

この温泉旅館に立ち寄るまでに走った七ヶ宿街道のいたる所に看板を出していた。みどり一色ののどかな景観を著しく壊していた。ここまでして金儲けをしたいのかと思わせるやり方だ。自分さえ良ければなんでもする世の中を彷彿とさせている。

温泉水だが、このような販売は法的に問題はないのだろうか。飲料水だから食品衛生法に従って衛生管理をしなくてはならないと思うので、知り合いの専門家に問い合せしてみる。少なくとも販売許可は要ると思う。

まだ、温泉水を飲んでいないが、問題があれば報告する。食品安全について強い関心を持つものとして強い懸念を持ったので、わざわざ買って来た。なんとなく胡散臭いので、この一件を知人に連絡したら早速次のような連絡があった。

「飲用などの健康効果で売っているのであれば食品衛生法の規制になります。
その場合食品衛生法に基づく18項目の安全規格基準の適合性が必要になります。
その他、温浴施設や源泉水の衛生基準については、温泉が所属する都道府県条例の定める基準があるはずです。いずれも無造作に汲み取って、値段をつけて販売することはできません。」

旅館やくせんは、このような法的規制を無視していないことを祈る。

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