2010年6月14日月曜日

ロレッタ・リン

今朝、早く目がさめたので録画していたこの映画をみた。
オクラホマ州の鉱山で生まれたロレッタが、カントリーソングの
ファーストレディと呼ばれるまで有名になっていく物語だ。



歌手とシンガーソングライターとしての能力が優れていたことは確かだ。しかし、
それだけでは、ここまで有名にはならなかったと思う。
アメリカの社会と時代がロレッタを生んだと思う。
一生懸命に頑張る彼女とマネジャーとしての夫の努力に
報いる世界がアメリカにあった。それは今も変わらない。

日本人の音楽関係の芸術家たちは、まず海外で評価されてから
日本の大衆が受け入れるという一種の「舶来主義」が今だに受け継がれている。
日本人自身が、芸術家を評価・判断することができないことは嘆かわしい。

この映画で興味をそそられたのは、オクラホマやテネシーの田舎風景だ。
広大な大陸風景は、時として羨ましくなる。ちまちました島国の日本にいると、
無性にこんな大陸的場所に身を置きたくなることがある。

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