ウォール ストリート ジャーナル,昨日の報道。
マイクロソフトのような大企業の多くが、求人にTwitterを使っているとのこと。ソーシャルメディアに精通した人材を求められる利点が企業にあるだけでなく、企業の革新的なイメージを伝えるメリットがある。一方、求職者は、人事採用係と直接コンタクトできるので、新聞などを通して行う就職活動より簡単で利便性が高い。Tweetの中にあるアドレスをクリックして企業のページに飛べば履歴書を手軽に送信できるからだ。不況下では、就職希望者が多く、紙ベースの履歴書が山積みされている。Twitterならば、こんなわずらわしい事務作業をする必要がなくなる。
しかし、良い点ばかりではない。Twitterを使っている人は、個人的なことをいろいろ「つぶやい(tweet)」てしまう。たとえば、解決が難しい離婚問題を抱えているというようなこと。人事採用係は、こんな「つぶやき」を見ることができるから、採用するのをためらうこともありうるとしている。今は知らないが、昔は必ず身元確認を会社はしていた。Twitterでは、本名を公開する人もいるようだが、こんな危険もある。
インターコンチネンタルホテルグループの人材確保マネジャーは、大手の媒体を使っての求人活動は今後少なくなることは確かだと発言している。8月最後の週では、4622人がTwitterから求人係に連絡してきたとのこと。
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