ミュージカル「南太平洋」が映画化された時のロケ地になったことから脚光を浴びたティオマン島。1986年にシンガポールから陸路と船で訪れた。何と言っても、忘れらないのは透き通る様な海。初めてだったが、スノーケルを使って泳いだ。一緒に行った息子は盛んに潜っていた。
泊まったコテッジは海岸のすぐそばにある粗末なものだった。この海岸にしか泊まれる施設はなかったと記憶して言う。記憶が薄れているが、三泊したと思う。島は狭いので、すぐ飽きる。下の写真の滝にも行った。十人ほどのマレーシア人家族が滝に浸かって遊んでいた。
映画が撮影されたのは、1985年で当時には何もない島だった。翌年1986年に訪れた時も開発はほとんどされていず、自然がそのまま残っていた。ところが、今や国際的なリゾートとして遠くヨーロッパなどからのバカンス客で賑わっているとのこと。宿泊施設もずいぶん増えている。いまは空路やフェリーもあるが、私たちは小さな漁船で渡った。息子は船酔いしてしまった様な小さな船だった。ここに行った事情を思い出した。息子が大学の休暇でシンガポールに来ていたときだが、一緒にバリ島に行く手配を終わっていた。ところが、前日になってAMEXから私のパスポート有効日が90日を切っているので、インドネシアには入国できないと連絡されてきた。そこで、AMEXがティオマン行きをアレンジしてくれた。急なので、空路は手配できない。シンガポールから運転手付きの車で船の出る港まで行き、船で渡る。帰りも船が着くときに車が迎えるに来る。車は、古いベンツだった。
この経験でマレーシアの道路事情も分かったので、シンガポールから車でマレーシアの古都 マラッカへゆく計画を立てた。シンガポールの車ではマレーシアに入国できない。特別許可のとれた車を手配する必要がある。これについては、また別の投稿でする。
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