2009年6月5日金曜日

牛追い祭り アッペンチェル スイス

1999年9月に3週間のスイス旅行をした。その時の土産にこれがあった。秋になると山で放牧していた牛たちを麓の村に下ろす祭りの絵が描かれている。やはりiPhoneのカメラでは解像度が低いので鮮明に写せない。

ハイジの里として知られるマイエンフェルトを朝に出発して、途中小さな国 リヒテンシュタインを通過してスイスの秘境 アッペンチェルを目指した。その時に出会ったのがこの祭り。下の地図にある場所に車で近づいた時に、何十頭もの牛に囲まれ身動きが出来なくなった。車のドアーに体を押しつける、あげくにはバックミラーをひん曲げた。牧童は車を走らせろと言うしぐさをしていたが、牛のお尻を押しながらの運転には困り果てた。しばらくて牛の数が少し少なくなった時をみはらかって道端に車を止めてやっと車から出ることが出来た。

さて、アッペンチェルだが、結局4泊した。何もない静かな街で、冬にはスキー客で賑わうだけの村だ。しかし、牧場に囲まれた村では時間がゆっくり流れる雰囲気に浸っていた。ここを切り上げて別のところに移る気にはならなかった。日曜日には朝市があり近所の農家の人が自家製ソーセージを売っていた。これが美味しい。町の中心にあるレストランのテラスでのんびりとコーヒーを飲む。そこから通りかける人を眺めるのがまた楽しい。上の地図の右上にあるヤコブスバッドの一軒宿でオーナー夫妻の親切なもてなしを受けながら5日を過ごした。この五日間は何時までも忘れることはできないだろう。
そのホテルは三階建てでヨーロッパでは一般的な天井の高い部屋だ。Google Mapで見つけた写真が下にある。画面下にはロープウエー乗り場がある。その駐車場がホテル前の道路を隔てて見える。ホテルの駐車場は緑の森に囲まれた三角形をしたところ。この裏に川が流れている。白い四角な建物はなかった。何だろう?

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