2009年7月26日日曜日

お伽の町 テルチ チェコ



Google earthを使っていると思い出したのがこの町。去年の今頃この町を訪れた。もちろん世界遺産。

「テルチ (チェコ語:Telč、ドイツ語:Teltsch)は、チェコ・モラヴィア地方ヴィソチナ州の町。
城と、良質の保存がなされているルネサンス様式の長い中心地が含まれる。1992年UNESCO世界遺産に登録された。
城の建設者ザハリアーシュ・フラデツで、彼にちなみ広場の名前がつけられた。彼の名はインドリフーフ・フラデツの市名にも含まれている。
テルチは14世紀半ばに建設された。古代ローマ式の聖霊塔が既にこの定住地にあった。町の城壁と被昇天の聖母教会は、ゴシック建築である。」(Wikiより引用)

スロバキアの首都プラチスラからバスでチェコに入った最初の訪問地。一歩町に入ると何とも言えない気分になった。もし機会があればもう一度訪ねたくなるような雰囲気を醸し出している。推薦したい街である。

それにしてもGoogleの航空写真はすごい。建築様式は異なってはいるが、大体同じような大きさの家の一軒一軒がよく見える。広場には今も使える井戸がある。ここに来て最初に思ったことは、鎌倉市が世界遺産に指定されるなど考えも及ばないことだ。ここで撮った写真を後で見つけて添付したい。

さて、昼食をとるレストランに行くときにGE Bankの支店の小さな建物を見かけた。アメリカとはほとんど無関係なこんな町にGE銀行が進出していることに驚いた。そして、私たちが訪れた後数か月してウォール街で金融危機が発生し、チェコから資金がアメリカに急速に逆流した。その結果チェコだけではなく、ハンガリーも金融面で危機を迎えている。今だにそれは解決していないどころか、今度はここ東欧から金融危機が起こる恐れがある。なんとも言えない気持ちになっている。このような美しい国はそっとしておくべきだ。

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