ダビデ像
(フィレンツェ、アカデミア美術館、現在ヴェッキオ宮前にあるのはレプリカ)
高さ4.34mの巨大な像である。敵であるゴリアテを見据える激しい表情は「テリビリタ」と呼ばれる。キリスト教の教典である旧約聖書のダビデは割礼を神との契約とするユダヤ人の王であるが、この彫像に割礼の痕はない。このことは、ダビデの父がユダヤ人ではなくパレスチナ人だったと考えているネストリアンやムスリムの歴史認識と一致している。また、瞳の形は丸ではなく、当時割礼に使われた器具と同様のハート型をしている。(wikiより引用)
上の写真のダベィデ像はコピー品である。下の写真が本物で、説明にあるようにアカデミア美術館にある。これを目の前にした時にはその完全さに圧倒されたことを覚えている。また、同時にこれほど大きな大理石をどのように運んできたのかと不思議だった。いずれにしても、当時のフィレンチェには財政豊かな商人が多く集まっていたことは確かだ。
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